Goal から逆算するという生き方

自分の仕事の一部にプロジェクト管理があるのですが昔から先輩より

「仕事とはGoalから逆算するもの」と言われ続けて来ました。結構自分の中では

普遍的な仕事のやり方と思ってたのですが意外とそういう仕事の進め方をする人は少数派なんだと最近になって知りました。

プライベートではどちらかというと成り行き、積み上げ式で成り立たせていたんですけど結構逆算で考える人が回りにいる事がわかってきました。そしてそういった人は結構色々な分野で結果を出している。

趣味のダンスで言えば練習でもどういうネタをするか決めてくる、どの音でどうはめるかなど考えてくる戦略家。女の子を口説くのが上手い子ならラブホがここで一件目はここでこういうトークをするという所まで決めてくる。

「目標管理」というのが自分の中で主要なテーマとなっていたのですが為末大さんが

「物事を成し遂げる為には二通りある。一つ目は細かく細部までプランを考えつくし計画をたてる事。二つ目はPDCAを高速で回せる事。自分はどちらかと言えば二つ目が得意」と仰ってて「へー成程、頭良いなあ」と感じたものでした。

もっと細かく考えてみたいなあと思って探してみると石川良樹氏と為末大氏のどんぴしゃの対談があったので下記に載せます。

www.rakuten.ne.jp

勉強になったのは以下の点

※「目標」という概念が出てきたのは実は20世紀から。(つまり夢や努力という概念も

 なかった)

※再現性のない「成功」は弊害が大きい。プロセルを理解する事がとても大事

※目標設定は積み上げる段階では有効だが何処かで踊り場に出る。それを打開する為には非連続的イノベーション(驚き)が必要

※スポーツの世界では「沢山やるフェイズ」と「賢くやるフェイズ」と「必要な事をやるフェイズ」が順番に来る。働き方も同様な事がある。

 

石川氏によると人間の脳の構造上「目標を立てそこから逆算して日々頑張る」という事に慣れてない可能性は高く、出来なくても追い詰め過ぎず日々出来ない事にも向き合っていく姿勢が大切なのかなと感じました。

 

Peacrful な戦略家 uzeerock

 Red Bull BC one finalから一か月経ちましたね。

Styler的目線で言いますとtop16からのバトルでBest styler賞は間違いなく

Uzeerockだったでしょう。特にTop 16のCheyとのバトルは現在のパワースタイル

全盛の時代において価値あるバトルだったと思います。

Red bull bc oneにおいてBreaking = extream sportsと思われがちな中であくまで

Musicality重視をあの舞台で貫き通したUzeerockはさすがだったと思います。


Chey (ES) vs. Uzee Rock (UKR) | Top 16 | Red Bull BC One World Final 2018

Musicality重視、Peacefulなbattle attitudeから見て最初私はアドリブや即興性を大切

にするBrerakerかな?と思ったんです。

でも良く見るとHand tapやThread も凄く考えられているし彼のSignature moveで

あるUzee spinも絶対アドリブで完結するものでない。むしろ考えに考えぬいた戦略なんだと今は理解してます。

ストーリーテラー=戦略家。

スティーブ・ジョブズはプレゼンテーションにおいて舞台装置や説得力のある語り口

で観客を魅了した。人のパッションに働きかけるのはその場の勢いでなく「完璧に考え抜く事」が大事なんでしょう。

 

I think Uzeerock is the most valuable style breaker at Red Bull Bc one 2018. 

He is peaceful story teller. He has stragedy to move pepole like Steve Joves.

Definitely he must have think a lot to execute his style. 

 

 

全体最適化から個別最適化へ

先週こんな記事を見つけ新たに衝撃を受けました。

ledge.ai

特にさらっと言われている落合先生が言われている事が衝撃でした。以下引用↓↓

「社会全体最適から個別最適へと移り変わることによって、個々の身体のちがいが顕在化してきたことで、ひとりひとりの身体に合わせた最適化をおこなう必要が出てきました。」

 

クドイようですが昭和な働き方というのは「one for all」なんですよ。昔先輩に「自分に仕事を合わせるのではなく仕事に自分を合わせるんやで、yb君!」と言われていたのを思い出します。

 

大学に入りサラリーマンになって知る事は

異性に恋をして恋愛をして知る事は

結婚して子供を作って知る事は

「他人軸」ってものがドーンとある事を知るって事です。

 

ところが世の中の事が

①世の中の事をデジタルで計測出来る事

SNSで個人が発信出来る事になる事

スマホなどでどこでも仕事が出来るようになる事

などから個が際立ってくる事になった。全体最適=個別最適になってきたんですね。

 

このような社会においては求められるリーダーシップも変わってきます。

上司を見てそのようなやり方を出世してリーダーになったとしてもそれは機能しない

このようなリーダーシップについて書かれた本には下記本が参考になるかと思います↓↓

40歳が社長になる日 | 株式会社 幻冬舎

 

③については昨日の情熱大陸でスーパーボランティアの尾畠さんが出てましたね↓

これなんかも個人が多様な形でアピールできる時代になってきた表れだと思います

www.mbs.jp

 

ボランティアといって思い出すのはある一人の友人です。

彼は「人が人を思いやるのは美しい」みたいな美麗な文句を並べる人です。

他人軸のみで生きている人です。でも悲しいかな全然尊敬されてないんですよね。

何となく「他人を思いやっている自分」が好きなんです。

例をあげます↓↓

大坂なおみ記者会見で「大坂なおみ選手の共同記者会見でアイデンティティ

や日本人観について訳わからない事を聞いた記者」が居ましたが懲りずに

以下のような言い訳を書いてましたね。

www.huffingtonpost.jp

引用↓↓

大坂選手の活動拠点であるアメリカでは、大坂選手の多様なルーツが注目されています。全米オープンの記者会見でも、文化的なバックグラウンドやアイデンティティについて質問されて答えています。私も含めて、みんなで考えるよいチャンスになればと、今回の会見で質問しました。」

 

他人軸を考えていると思っている人は「他人を思いやっている自分」つまりは自分のねじ曲がったエゴを押し付けてないか考えるべきでしょう。

この記者は大坂選手のアイデンティティという大きな共有されたテーマを提議している事にも関わらず記者会見でそれを聞くべきかどうかという文脈すら読めてない。

良かれと思っているからやっかいです。

 

自分軸ってものを凄く磨くとそれは他人に自然に良い影響を与えます。

自分は何が好きか、どんな芸能人が好きか、どんな食べ物が好きかそんなものを着実に積み重ねるそこからしか出発しないと間違える可能性は貴方にも私にもあります。

 

尊敬するOGSのMasaoさんのツイッターを最後に添付します。

 

*1

 

 

*1:

日頃ダンスしていて意識している事がある それは 他人軸と自分軸という言場だ。 なぜなら、 他人軸とは、マネや人の中人の価値 自分軸とは、オリジナル自分の価値 これを意識して取り組んでいるのだ。 マネは悪い事ではないが、依存が入ると厄介だ。気をつけてね。 俺流にお届けでした。

スキル派とフロー派

誤解を恐れずに言えばb boy、b girlて殆どskill派やと思うんです。

baseのtoprockやfootwork、powermoveに乗せて自分のネタやレペゼンするものを花火のように爆発させるような踊り。

mennnoが2014 Red bull bc oneを取ってからflow派という流れが出現したと思ってます

Mennnoの踊り↓↓


Menno vs Taisuke - FINAL BATTLE - Red Bull BC One World Final 2014 Paris

Flow派は個々のネタやpassionで勝負するのではなくダンス1ムーブを一枚の絵として捉えた時じわじわ出てくる。様はアートに近い。説明しがたい魅力があります。

Mennoにしても個々のfreezeやpowerや小ネタで魅せている訳でないんですよね。

もっともっとflow派b boy、b grilが増えて欲しいなあ(希望)

自分がFlow派やとおもっているダンサーの一人にintact先生がいます↓↓


INTACT (Ruffneck Attack) vs MASSA (All The Most) at Jam Staraya Shkola 2018


Bgirl ami(winner) Vs Bboy intact | FloMocrew 15th Anniversary Jam 2017

footworkとbackrockが多彩なんだけど特定の技に頼ってないですよね~左右、上下どちらにも滑らかに動く自由さがあります。

そして自分がFlow派B girlの第一人者と勝手に思っているB girl ayuがいます。

power、freeze、軟体系の動き一切しない今時珍しいB girlです。

b girlもb girlで特有の動きがあったりするのですがそれのどこにも属さないFlowのみで魅せる動きをします。すんごい可愛いb girlなんやけどどうやってこんな自然な動きが導きだせたのか不思議でしょうがないです。長く見ていたいb girlやけどさくっと引退して結婚とかしちゃいそうですね~(←勝手)


[WCRTMJ OFFICIAL] Yasmin vs Ayu Who Can Roast The Most Japan

 

Closed Guard combination

たまには柔術の事でも書こうかと思います。

柔術でまず始めに覚えるのはクローズドガードですね。

スパーリングすると白帯なもんで大体ボコボコにされるのですが唯一クローズドに入ると安心感があります。でもそこからどう攻めたら良いのっていうのがありますよね?

打ち込みでは三角絞めやarm barやら覚えるのですが中々かからない。

当たり前な話でtriangle chokeやarm barはボクシングでいう所の右ストレートや左フックなんです。当たればKOできるがそれは難しい。その為の揺さぶりやフェイント、コンビネーション、切り替えが必要になってくる。よってClosed guard comobinationが今回のお題です。


38 Closed Guard BJJ Combinations Everyone Should Know in 4 Minutes - Jason Scully

上記のコンビネーションの踏まえたフローチャートを作成してみました。

f:id:bboyyb:20180917193653p:plain

整理して分かった事は

・Trianngle、Omoplata、Arm barはどちらも連携が取れるのでこの3点のゾーンに入ると攻めまくれる(赤字ゾーン)

・このゾーンに入る前には揺さぶりが必要でその為にはhip bumpからのkimura、Gillotinetoといったside系の揺さぶりかCross chokeからの正面からの揺さぶりからの2つに分かれるようですね。

・triangle、Omoplata、arm barからはsweepもいけるのでそこも意識する必要がある。

(ナンパして連れ出せなくても最低Line交換は意識するみたいな感じでオプションとして理解しておく必要があるでしょう)

 

筆者は道場では結構Cross colar choke→Triangleのコンビネーションにやられる事が多いです。closed guardで下から襟を取られ、それをクロスの手で防御に言った瞬間に手を取られるパターンです。これはなかなかわかってても強力です↓↓


Cross Collar defense to Triangle Choke!

 

襟を持たれたら次にchokeからtriangleが来る事を察知してベースを保ちながら瞬時に切る事を意識しましょう↓↓


4 Counters to the Cross Collar Grip from Closed Guard in BJJ

 

Old man never die


Freestyle Session 20th Year Anniversary : Cyphers part 1 (Flow Master, Stuntman & others...)

youtubeをネットサーフィンしていると面白い動画を見つけました。

Flow master、Stuntman、Nemesisといったひと昔ブイブイ言わせていたアラフォー

b boy 達が久しぶりにFreestyle session Anniversaryでサイファーしている動画です。

いい歳したオッサンですからMoveは短いし、身体は昔よりゴツイし、派手な事しないしみたいな感じです。が、Flavaや味といったものに関しては若手B boyには出せないものを出しています。それは年齢とともにワインのように熟成されていくものなのでしょう。ある年齢になればB boy はFlavaに責任を持たなくてはいけないのでしょう。

 

I found interesting youtube movie where Around 40 years old b boys like Flow ,master,Stuntman、Nemesis  enjoyed dancing  in a cypher . Old b boys can not win in aspects of Powerfullness ,skillfulness compared young b boys .

But I think old b boys always win in aspests of  flava and taste . Old b boys must have responsibility for their own falva and taste and show them in a cypher .

 


Flo Master at VAN JAM III // .stance x udeftour.org

Flo masterのフレイバー溢れるムーブです。Flomasterは最近は練習は週3で1回はtoprockのみ1回はフットワークのみ後の1回はそれらを合わせるそうです。

身体は未だムキムキで柔術の紫帯もっているみたいです(インスタ参照)


B-BOY STUNTMAN (Tribute) 2017

Stuntmanと組んでいるのは生徒でしょうか?自分の子供くらいの年齢である事

は間違いありませんよねw Backrockとか足先が上がってないのがご愛敬ですが

それがまたFlavaを際立たせてますよね。

 

 

インプットとアウトプットについて

この前何気なくネットサーフィンしていたら以下のような記事を見つけました。

www.nakahara-lab.net

著者は大学の先生ですが未来の事をしっかり考えている学生には二通りあるとの事

 

資格や試験など「自分の能力の差異を証明するための評価」を重視するタイプの学生

インターンNPO、大学外のイベントへ「多様な経験」を重視するタイプの学生

 

でこの先生はどちらが良いとも明言せず温かく見守っている感じでした。

 

さて学生と社会人との違いって何でしょうか?

私は「アウトプット」を出す事。付加価値のあるもの(製品)を世の中に提供する事が出来る人が社会人と呼べるのだと考えます。

 

アウトプットの為にインプットが必要な訳です。つまりアウトプットを知らずして

本当に必要なインプットってわからない筈なんですね!

 

なので妄想でこんなものが必要じゃないか?みたいな事を準備してもたいがいは外します。スキル重視でも経験重視のタイプであろうとね。

 

生まれてから大学生まで基本的に人ってインプットが多い訳です。つまり外から入ってくるという感覚です。

社会人になったからといってなかなかアウトプットに切り替わるかというとそうはいかない。そこの切り替えがスパッといく人は若くしても伸びていくんです。

一番やっかいなのが実務でアウトプット出さず、資格取りにいそしむタイプでこれは始末に負えません。

 

人間関係においてもそうです。大学生までは受け身でも友達が出来ます。同級生、部活の友達、バイトの仲間etc。社会人になると友達は自動的に提供されて来れません。自分でつかみにいかないといけない。

 

とここで疑問がわきます。

大学生であっても色々なコミュニティに属し友達を作ろうとしている人はいます。起業して社会に価値提供している人はいます。こういう人は学生でありながら社会人と言っても良いと思います。

社会人になってもこの人生100年時代学び続けなければいけない訳です。という事は

社会人になっても学生の側に気安く降りていく人である事が求められます。

 

多分社会人と学生という区分が溶けてくる時代が来るんだと私は感じているのです。