Goal から逆算するという生き方
自分の仕事の一部にプロジェクト管理があるのですが昔から先輩より
「仕事とはGoalから逆算するもの」と言われ続けて来ました。結構自分の中では
普遍的な仕事のやり方と思ってたのですが意外とそういう仕事の進め方をする人は少数派なんだと最近になって知りました。
プライベートではどちらかというと成り行き、積み上げ式で成り立たせていたんですけど結構逆算で考える人が回りにいる事がわかってきました。そしてそういった人は結構色々な分野で結果を出している。
趣味のダンスで言えば練習でもどういうネタをするか決めてくる、どの音でどうはめるかなど考えてくる戦略家。女の子を口説くのが上手い子ならラブホがここで一件目はここでこういうトークをするという所まで決めてくる。
「目標管理」というのが自分の中で主要なテーマとなっていたのですが為末大さんが
「物事を成し遂げる為には二通りある。一つ目は細かく細部までプランを考えつくし計画をたてる事。二つ目はPDCAを高速で回せる事。自分はどちらかと言えば二つ目が得意」と仰ってて「へー成程、頭良いなあ」と感じたものでした。
もっと細かく考えてみたいなあと思って探してみると石川良樹氏と為末大氏のどんぴしゃの対談があったので下記に載せます。
勉強になったのは以下の点
※「目標」という概念が出てきたのは実は20世紀から。(つまり夢や努力という概念も
なかった)
※再現性のない「成功」は弊害が大きい。プロセルを理解する事がとても大事
※目標設定は積み上げる段階では有効だが何処かで踊り場に出る。それを打開する為には非連続的イノベーション(驚き)が必要
※スポーツの世界では「沢山やるフェイズ」と「賢くやるフェイズ」と「必要な事をやるフェイズ」が順番に来る。働き方も同様な事がある。
石川氏によると人間の脳の構造上「目標を立てそこから逆算して日々頑張る」という事に慣れてない可能性は高く、出来なくても追い詰め過ぎず日々出来ない事にも向き合っていく姿勢が大切なのかなと感じました。